2016年5月11日水曜日

種子島の時間2〜西之表の地魚料理




   お昼を食べようと、西之表市街へ。すぐそばに漁港があって、新鮮な地魚が食べられるのだ。

    おいしいと評判の「樹里庵」というお店にはいる。

    ぼくは、刺身定食。妻は海鮮丼。上写真のお刺身は、チヌ、ブダイ、イシダイ。当然、臭みは皆無、コリコリした歯ごたえながら、しっとりとした甘味が口のなかにひろがる。季節のイシダイはともかく、チヌやブダイなんて、関東の寿司屋ではなかなかお目にかかれない。鹿児島より甘い自家製ブレンドの昆布醤油でいただくのだが、これが味の濃い地魚にあう。

    魂の奥底から、酒が呑みたかったが、運転手だったので、やむなし。

    でも、米どころ、種子島の白米はとても瑞々しく、芳醇で、地魚の刺身であつあつのご飯を頬ばると、もう、なんともいえない。口のなかは竜宮城。

    つけあわせは、蕗の煮物。黒砂糖もいれて炊いてあるらしく、ほんのり、甘い。アラ汁もごろごろ身がはいり、魚の脂がよくでて、いいだしになっている。こちらも、まったく、臭みなし。

    メニューには、「とっぴーの唐揚げ定食」もあった。とっぴー、トビウオを丸ごと一尾揚げたもので、隣で地元の漁協のおじさんが食べていた。スコール気味で寒かったから、おいしそうに見えた。

    75号をしばらく走ると、妻が、止めて!といいだす。ぴんときた神社があったらしい。手作り感のある「今姫神社」の祠。ソテツなど、あざやかな南国の緑につつまれた、ちいさな聖地で、しばし黙祷した。

   そして、しつこいようですが 笑 5月14日土曜日は、ぜひ『地形と気象』イベントへ!詳細はこちら。


    よろしくお願いします!

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