2016年2月5日金曜日

英国詩誌の日本詩人アンソロジー


    昨年の11月に出演した国民文化祭・かごしま2015「現代詩の祭典 in 南九州市」の模様について書いたエッセイを入稿。

    すると、ぼくのイギリスの詩友、ジェームス・バイロン(James Byrone)からメールがとどく。イギリスの若手詩人のなかで頭角をあらわす彼が編集長をつとめるkeenな詩誌『WOLF』にて、ぼくの小特集をくみたいとの由。
    ちょっと考えて、ぼくのではなく、日本の中堅から若手までをあつめて日本人詩人のミニアンソロジーにするのはどうだろう、と提案してみた。
    全体で8篇と制約はあるが、すこしでもおおく日本の詩が海をわたれるほうがいいと思ったのだった。

    今週はジェームスと詩人の選定や英訳者さんの手配でも多忙だった。イントロダクションは、ぼくが書くことに。わが限定モレスキン・ダースベイダーをひらくと、頭痛がし、くらっときたが、こういうチャンスは逃してはいけない。おもしろい小特集にしたいです。

    ことし、来年と、イギリスの詩人たちとの仕事がつづきそう。ペンをおいて、窓のそとを見ると、白梅が満開、紅梅も咲きそろいはじめている。そういえば、昨日は立春だったっけ。朝、田園を歩いていたら、雲雀の高鳴きがもうきこえてきた。

    英国の春が思いだされ、泡のないぬるいエールが呑みたくなった。

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