2014年9月24日水曜日

Days of Poetry and Wine (11)〜スロヴェニアの郷土料理その1


 お待たせしました。スロヴェニアのグルメ、第一弾。前にブログでも書いたように、スロヴェニアは西にイタリア、北にオーストリア、北東にハンガリー、南はアドリア海文化から料理もアートも影響を受けている。
 上の写真は、オーストリアから影響を受けた、クメチュカ・ポイェディナ(kumecka pojedina)という料理。豚のロースト、ソーセジなどの盛り合わせなのだ。肉とカトラリーの大きさを比較してみてください。これで二人前なんだけれど、日本人にとっては四人前はあった。スロヴェニア中央部の農家料理だそうで、ドイツやハンガリーを旅した方なら、なんとなく、アイツバインに似ていると思われるだろう。


 添えてあったのは、カラスムギ、豆とクスクスを炊いたもの。ぼくの好みでした。


 そしてこれも典型的なスロヴェニア料理。オクトパス・フリット(kalamari)。イタリア、アドリア海文化からの影響、というか、まんまイタリアンですね。
 西のお隣が南イタリアだけあって、スロヴェニアにはおいしいイタリアン・レストランが多い。しかも、本国イタリアより安いので、国境付近のイタリア人はけっこうスロヴェニア側に出向いて食べるのだそう。なんだか不思議な話。サービスに食後酒をだしてくれたのだが、これがスロヴェニア産のグラッパ。
 友さん、啓次郎さん、ぼくの三人でこの他にも食べ、呑んだのだが、全部で60ユーロぐらい。スロヴェニア、おそろしい子!

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