2012年11月11日日曜日

新詩集『まどろみの島』を上梓しました。


 
 
はじめまして。

詩人の石田瑞穂です。

 

「ブログとかやらないの?」と言われつづけて数年。

今になって、ですが、

週1回以上更新をめざしてがんばります。

 

約6年ぶりに、詩集を出すことができました。

 

6年ぶりにもかかわらず、

『まどろみの島』のちいさな広告を見て、

お問い合わせをいただきました。

 

とてもうれしく、感謝しております。

 

編集は『現代詩手帖』総編集長の高木真史さんが

みずからかってでてくれました。

 

装幀は小説家の川上未映子さんの本も担当されている

ブックデザイナー奥定泰之さんの仕事。

 

海を思わせる淡いブルーに、

空の箔押しが島のようにうっすら浮かびあがる。

帯はある角度から眺めると、

渚みたく光ります。

 

自分にはもったいないような、

このA5判形のちいさな詩集は、

神楽坂のアイリッシュバーで

自著になにも注文をださない詩人に、

エディターとデザイナーが心を砕いて

考えてくれた本です。

 

(献辞を固辞された高木総編集長、

この場を借りてお礼を申し上げます)

 

このブログページは、新詩集のお祝いに、

妻がプレゼントしてくれたもの。

 

ぼくが綴った新しい詩集は、

亡き従妹へのレクイエムです。

 

彼女のお母さんは毎日せっせと

新鮮で美味しい野菜を育て、

ぼくら家族に届けてくれます。

 

さまざまな人のつながりと、想いが、

天国で暮らす彼女にも届きますように。

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